僕はこの4月から学校がない時期に一つのことをカナダに行くために向けてやっています。それは、寿司屋で寿司を握ることです。僕はカナダに行く前にアルバイトをしたいという思いがありました。他の同級生の人達は学校に行っているのに僕はいかずにダラダラしていられないと思いました。そこで、いろいろな人に「なにか手伝える仕事はありますか?」と聞きまわりました。
ある日僕が全国大会のお祝いで地元の寿司屋に行ったときです。そこは我が家でお祝いでよく行くお店なのですが、大将に聞いてみると優しく「うちでやってみないか?」と言ってくれました。そして、人生初のアルバイトが「寿司屋の弟子という形」でスタートしました。最初の1週間は緊張して戸惑ってしまい迷惑をかけることが多かったです。ですが、一週間も経つとなれてきてお寿司の握り方なども教えてもらえるようになりました。僕はこの寿司屋に行ってから寿司を握れる様になっていくこと、そして寿司屋に行くことで自分の視点が変わったことの2つが寿司屋に行って変わりました。1つ目の 寿司づくりについては、日に日に教えてもらえるものが増えていき僕も楽しみが増していきました。僕は料理をしたことがなかったので、もちろん寿司も作れないと思っていました。なので何回も練習をして試行錯誤をする日々を送っていました。練習しているうちにどんどんできるようになっていき僕の心は奮いたたされました。最近では大将が認めてくれて、土日の朝に地元のスーパーに僕が作っている巻物を出しています。
大将は、僕がカナダに行く前に全てのことができるように、手伝わせてくれます。大将は実践を繰り返させてくれて慣れさせようとしてくれるので、失敗することが多いですが、習得は速いです。僕はこのことを知ってから、何も怖がらずにやってみる。やってみたら、何が悪いのかが見えてくると思います。失敗をすると成功する道が見えてくるなと感じます。
僕は寿司屋に弟子入りをしたことによって、周りの行動を見て自分に取り入れられるものを取り入れることができるようになりました。なぜなら大将の動きを見て次は何をすればいいか考えるからです。例えばお寿司を出す時に味噌汁を用意するなどです。僕は最初の時は言われたことだけをやっていましたが、もっと効率よくかつ丁寧に動きたいと考えた時に、大将の動きをすごく見るようになりました。大将が行っているパターンを覚えたり、どこに何があるのかを覚えたり、大将のお寿司の作り方などを見て取り入れてみたりなど、人の行動を自分に取り入れて効率よくかつ丁寧にできるようになりました。
このように人を見ることによって自分に取り入れられ、自分が成長出来ていることがすごく良かったなと思いました。大将の接客を見ることで敬語や礼儀を学べたりもするので、いい経験になっていると感じます。大町にお越しの際は食べに来てください。
コメント